2014年5月1日
先日久しぶりに秋田杉を取り扱う友人が顔を見せにやって来てくれました。
秋田杉の伐採が出来なくなり製品を製材することが出来ず
岐阜まで丸太の買い付けに来たついでに寄ってくれました
今は杉材を無垢材ですとか木のかをりが良いですと言った評価はされますが
従来秋田の杉の木目の美しさ、柾目の細やかさ、赤身の穏やかさなど
評価をして貰えない事に世の中が成ってしまったことを寂しがっていました、
材木に目の肥えた方々が年を取り居なくなって来ているからでしょう、
無垢材ならどこの産地の木でも杉は杉と言った感じなのです
もっとも秋田杉なのか奈良の吉野杉なのか九州か岐阜か見て解らなくてはいけない
僕らが材木を売っていた時代とは建築も変わって来ましたし
家を注文される方々の年齢も下がり木材の知識がほとんどない営業マンや工務店
が増えて来たのだからしょうがないですね。