2016年10月18日
腰材10
腰材には、一般的には米松、日本の赤松、スギ、ヒノキ、日本ツガなどが使われ
圧倒的に多いのが米松で適度の強度が有り日本の松より安価で
丸太も大きく長く曲がりが少ないので製材のしやすさ、一本の木から何本かの腰材が取れるのが
重宝がられています。
日本の赤松は、一本から一本の材しか取れないことが多く
よって割れやすい欠点がありますが古くから使われています。
最近よく目にするのが杉材で木目の綺麗さや赤身の強さが使われる要因になっている様で
桧もこれに類しています。
強度的にこの中で強いのがツガです。
日本のツガは、硬くて丈夫ですが乾燥によってひび割れする音がなかなか収まらない事が有りますが。
木材は皆ひび割れしますから音が気にならないなら
ツガはとても良い腰材と思います。
しかし今の時代簡単に入手出来ずらくなっています。
つづく