2015年6月23日
木造注文住宅の場合木材を適材適所に使う事が最も重要です。
米松は骨組材には適しますが雨の当たる所には使用できません。
外部の腰板、ウッドデッキ等がそうです。桧や杉は骨組材や柱、内部造作材に優れ
外部にも使用できます。雑木のケヤキ、なら、タモ、カエデ、チェリー等は
外部には使用できず内装材のフローリングなどに使います。
直射日光を浴びると割れや狂いが激しく出るのが雑木の特徴です。
外部の材料としては、米ヒバ、スギ、マキ、輸入材のイペやセランカンバツーなどは
非常に適しています。レッドシダーなどは、加工しやすいためよく日曜大工様に使われていますが
これも腐りが早く釘が効かない為デッキ材にはおすすめできません。
材料も大切ですがよく材を知り材の性格や特徴を熟知した大工さんがうまく使ってくれるのも重要です。
材木には、日光に強い材、水に強い材細かく割っても狂わない材逆に太く大きくないと使えない材が有ります。
これらを知っていてこそ注文住宅が作れるのです。